突然の伊豆
激坂
結局、日本CSCには入らず
RIDE
恐怖の70km/h
山伏峠
押さねばならぬのか
またいつか
この日のフォト集
この日の移動軌跡金曜日の勤務終了後に突如、伊豆に行こうという話が持ち上がり、その日のうちに出発することになった。 目的地が伊豆になったのは、修善寺のサイクルスポーツセンター(以降日本CSCと表記)のサーキットを走ってみたいのと、伊豆は海がきれいだという理由からである。 金子は電車で青梅市の自宅へと帰り、原田は帰宅して準備をし、自走で青梅市へと向かう。 原田は一旦帰宅し、準備を整えて深夜0時に青梅市に向けて出発する。 旧青梅街道を1時間30ほど走り青梅市に到着する。
金子の自宅でBIKEをPLEO号に積み込み(というかキャリアに乗せ)伊豆へ向けて出発する。 国道16号線、国道129号線、国道246号線、国道255号線、国道1号線、国道135号線を通り伊豆半島へ入る。 伊豆は道が無くて不便なので、電車で行けという話を聞いたことがあるが、たしかにひどい道である。 田舎の旧国道でもこんなには危なくないというぐらい危ない。 時代は21世紀だというのに....
小田原、真鶴、湯河原と過ぎ、熱海へと入る。 熱海で国道135号線から80号線へと入り修善寺へ向かうので、その前にコンビニで休憩&食料を補給する。 コンビニに到着した頃は、まだ暗かった空が少しずつ明るくなってゆく。
80号線へ入り修善寺を目指す。 が、すぐに目を疑うような嫌な光景が目に飛び込んでくる。 乗鞍のコンクリート舗装も、有馬ダム前の激坂も、龍勢の勾配16%の坂も太刀打ちできないような坂が....山伏峠恐るべし。
車が悲鳴をあげながら登坂してゆく。 チョロQのように前輪が浮いてもおかしくないような坂が延々と続き、ようやく下りに。 しばらく走ったところで日本CSCに到着した。 開園までまだ時間があるので、駐車場に車を止めて仮眠をとる。 数時間後、目を覚まして見回すと、もう開園している様子だが、客の入りはあまり芳しくない様子だ。 いや、ハッキリ言わせてもらおう、この状態でよくつぶれないものだ。
日本CSCにはファミリーサーキットと5kmサーキットの二つがあり、レースで使用されるのは5kmサーキットのほうである。 案内版を見ると、どうも今日は5kmサーキットでモーターサイクルの試乗会があり、11時が最終受付になっているらしい。 また、5kmサーキットでBIKEを持ち込みできるかどうかがハッキリしない。 以前にどこかで、レース以外ではレンタサイクルでしか走れないという情報を見た覚えもあったため今回は5kmサーキットの走行をあきらめることにした。
日本CSCに寄らないという結論になったため本日のプランを練り直す。 ここまで来たからには峠を登っておきたいが、山伏峠を熱海側から登坂するほどの戦闘モードに入っているわけではない。
金子が高校時代にチャレンジサイクルロードレース大会(日本CSCで開催)に出場した時は修善寺に宿がとれなかったため、朝、宇佐美から19号線で亀石峠を越えて日本CSCに入ったらしい。 ならば、そのコースをたどろうということになり、伊東出発で宇佐美から19号線に入り亀石峠を目指すということになった。 セブンイレブンで食事を取り、しばし休憩した後、伊東に向け出発する。 伊東までのコースは、19号線で亀石峠を越えて宇佐美まで行き、そこから国道135号線に入って伊東までいくコースである。 つまり、後でBIKEで走るコースを逆にたどることになる。
亀石峠を越え、宇佐美経由で伊東駅を目指す。 宇佐美までの下りは道幅も広く、安心して登坂できそうである。 勾配は、峠なのでそれなりだが、限度を越えるようなものではない。 伊東駅前に市営の駐車場があるので、そこに車を止め、RIDEの準備をする。
タイヤに空気を入れ、ウェアと携行品を確認して出発する。 国道135号線で海岸沿いを走り30km/h巡行で宇佐美を目指す。 3kmほど走ったところで宇佐美から19号線に入り、そしてすぐに見上げるような坂の登場である。 原田の今日の目標はリアの25Tと23Tを封印し、21Tまでで登ることである。 金子は新車のLOOK KG461 Jalabertのデビューということもあるのか、かなり飛ばして登坂しているが、このペースでついていくと最後までもたない。 しかし、はぐれるのも嫌なので、ペースを合わせてついていくことにする。
少しペースを落とし登坂を続けるが、平坦な道など無く、ひたすら登りである。 ただ、乗鞍や柳沢峠に比べると勾配の少ない区間もあり、回復しながら登坂することができるが。 当然であるが、すでにリアは21Tになっている。 21Tでは重過ぎてシッティングで金子について行けない。 ある程度離されたところで、ダンシングで距離を縮めて、シッティングで回復ということの繰り返しである。
23Tと25Tを封印したのは、将来クロスレシオのギアを使いたいためである。 ヒルクライム以外の大会では12-21Tのクロスレシオのギアのほうが限界ギリギリのギア比まで使えるので、それにより速度も上げられるだろうという目論見だが、よく考えれてみればヒルクライムとそれ以外の大会でギアを交換すれば良い話である。 ....しかし、ここまで21Tで登ってきたのでこのまま21Tでいくことにする。
下界を見る.... 海がはるか下方に見えているではないか。 まだそれほど走ってないのにこの高度まで登ったということはやはりそれなりの勾配なのか。 ひたすらペダルを回しつづけているうちにいつの間にか亀石峠に到着していた。
金子とこれからのコースについて相談する。 このまま修善寺まで下り、山伏峠を越えて熱海まで出て、そこから海岸沿いに伊東まで戻ろうということになった。
修善寺に向けて下る。 かなりの勾配であるため、あっという間に速度が60km/hを越える。 それなら最高速の記録更新をしようと思い、アウタートップで踏みまくる。 65km/hを越えたあたりから車体の挙動に不安を感じはじめるが、まだ恐怖を感じるほどではなく、1号車に比べれば随分と安定している。 1号車は60km/hで車体の振動とたわみで恐怖との戦いとなるのだが、3号車はまだ不安を感じる段階である。 68km/hあたりで不安から恐怖へ変わる。 フレームの振動やたわみは問題ない範囲だが、ステアリングが挙動不審でコーナーで思い通りのラインをトレースできない。 運の良いことに、長い直線区間が続いているので、さらに踏み込んで70km/hを目指す。 メーターに69.4km/hと表示されているのを確認できたので、さらにちょっぴり踏み込んでから減速する。
下り終えて、修善寺に到着する。 先ほど車で寄ったセブンイレブンに立ち寄りしばし休息する。 メーターの最高記録を確認するが、CATEYEは69.7kmで、POLAR S710i(サイクルコンピュータ機能付きの心拍計)が69.8kmである。 あーあ、70km/h出たと思ったのに.... しかし、1号車の最高記録の63km/hを更新できたので良しとしよう。
あとは山伏峠を越えて熱海に入り、そこから海岸線を走り伊東に戻るだけである。 山伏峠は修善寺側は大した登りではなく、わりとあっさりと峠に到着した。 頭上には熱海市と書かれた案内板がある。
ここから海岸線までの下りは、車が悲鳴をあげていたほどの勾配で、速度が簡単に60km/hを越えてしまう。 あまり無理はせず60km/hを越えないようブレーキングしながら下る。 前方にカブを発見、アウトから抜かせてもらう。 平地や登りではまず抜けないので、下りで抜くぐらいは勘弁してちょ−だい。
4kmほど下ったところで分岐点に差し掛かった。 後方を走っている金子とはぐれないように、念のためここで待つことにした。
4分ほど待ったが金子は下ってこない。 金子は、傍から見ていて恐怖心が麻痺しているのではないかと思うほど下りでキレた走りをするので、こんなに時間がかかるわけがない。 一瞬、救急車が必要な事態にでもなったのかと考えたが、それなら峠から下ってくる車のドライバーが教えてくれるだろう。 峠から下ってくる車はいたって平和そうである。 だとすると、逆に修善寺側に下った....なんてこともあるはずないし。
さらに4分待ったがまだ現われない。 さっぱり原因がわからないが、とりあえず戻ってみることにする。
山伏峠の熱海側を登ってゆく。 滝の山公園の横を通過しつつ、公園に金子がいないか確かめるが、誰もいない。
朝、車で登ったときに感じた通り、山伏峠の熱海側の勾配は尋常ではない。 しかも、この先さらに勾配がきつくなっていたような気がする。 自転車であちこち走るようになって、そろそろ4年になるが、今のところ峠で足を着いてしまったのは、2000/08/26の奥多摩湖手前の弁天橋と2003/05/03の柳沢峠越えだけで、押して登るはめになったことはまだない。 しかし....この峠は....押すことになるかも。
前方に左コーナーが出現。 ちょうど橋になっているため勾配がよくわかるが、普通あり得ないだろー、こんな角度の橋は。 リアの23Tと25Tを封印したままでは登れそうにないので、封印を解くしかなさそうだ。
と思っていた丁度その時、金子が何事も無い様子で下ってきた。 声をかけると、原因はパンクだとのこと。
そのまま海岸線まで下り、国道135号線で伊東駅を目指す。 総走行距離40kmで、伊東駅に戻ってきた。 後片付けをして、帰路につく。
登りには不思議な魅力がある。 平地を高速巡行するのも気持ちが良くてやめられないものがあるが、登りの達成感もそれに負けていない。 乗鞍や柳沢峠(塩山側)にはまた登りたいと思わせる何かがあるが、山伏峠(熱海側)にも同じような魅力を感じた。 今回は予想外の出来事で少しだけ登ることになっただけであったが、近いうちにこの峠をメインとして登ってみたいものである。



















